HDDは消耗品
先頃知り合いのパソコンを2台修理したことを書いたが、2台ともハードディスクの故障が原因だった。
恐らくパソコンの部品で最も故障の多いパーツだと思うのだが、一般のパソコンユーザーにはその辺りが余り理解されていないようである。
ハードディスクの構造など一般のユーザーには知られていないのだと思うが、簡単に説明すると、毎分5,000から7,000回転している直径2~3インチの金属の円盤に磁気ヘッドでデータを読み書きする装置である。
ヘッドはディスクの回転による風圧で、ディスク面から数ミクロンの位置に浮いているらしく、非接触式である。昔雑誌で読んだ記憶によれば、ヘッドを航空機にディスク面を滑走路と見立てると、タバコの煙の粒子が直径1メートルくらいの障害物に相当するということであった。
私自身、何台ものパソコンを使ってきたが、一番早く壊れたのは購入して9ヶ月というものがあった。パソコンの保障期間は1年間とばかり思っていたが、そのときのメーカー補償はHDDについては半年となっていて悔しい思いをした。
故障の仕方としては、いきなり全く読み書きできなくなることもあれば、何とか読み書きはするけれども不良箇所ができているとか、不良箇所が増えていくというような故障もある。
とにかく故障が疑われたら即刻バックアップすることが大切だ。HDDが読めなくなってしまうと中にあるデータを取り出すことは非常に難しいからだ。重要なデータであればプロの業者に依頼してデータ復旧することになるが、非常に高価なサービスである。
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