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2008年6月

2008年6月27日 (金)

USBメモリにSkype

だいぶ前からSkype(スカイプ)を使っているが、使うパソコンが複数あることと、複数の場所で使うことがあるため、通話やチャットの履歴が複数のパソコンに分断されて保存されてしまっていて、何となくすっきりしない気がしていた。

以前に知り合いからUSBメモリにSkypeを入れて持ち運び、どのパソコンからでも利用できるようにすることが可能だとは聞いていたし、そういった運用のためにUSBメモリにマイクとヘッドフォン端子のついたSkype内蔵の装置などについてもWebで見たことがあった。

先日、ふと思い立って普段から利用しているUSBメモリにSkypeを入れてみた。

適当なフォルダにSkypeをコピーしたら、

  Skype.exe /datapath:"データファイルのパス" /removable

と引数をつけて起動することで、USBメモリ内にデータがある状態で使用することができる。

自分のパソコンの

  C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Skype

に、通話履歴などのデータが収まっているので、この中にあるものを全部さっきのUSBメモリにコピーしてやれば、チャット履歴等のデータまで持ち運んでどこででもSkypeを使うことができる。

しかし、このままではいちいち挿したUSBメモリのドライブレター(E: F: G:とかいう文字)が変わるし起動するたびに長い引数を入れるのも面倒だ。

そこで、USBメモリのルートフォルダに

@echo off
cd Skypeをコピーしたフォルダ
start Phone/skype.exe /datapath:"データファイルのパス" /removable

といった中身のバッチファイルを作っておく。もちろん「Skypeをコピーしたフォルダ」「データファイルのパス」の部分は実際のフォルダ名が入る。

これで、出先のパソコンにUSBメモリを挿して、できたドライブのルートにある Skype.bat を実行するだけで Skype を利用できる。この場合、USBメモリを挿したパソコン内にはSkypeのデータは何も残らず、データはすべて指定したUSBメモリ内のフォルダに保存される。

チャット履歴等が全部一つになって残るようになったのは良かったのだが、自分が必要なときにならないとSkypeを起動しないことが多くなり、人からのメッセージが届かなくなってしまった。なるべくパソコンを起動したらSkypeを起動するようにしようと思う。

2008年6月26日 (木)

最高6億円くじBIGを買った

ジャパンネット銀行からのメールを見ていたら、

ジャパンネット銀行のホームページから、スポーツ振興くじ(toto)を
ご購入いただけるようになりました。
最高6億円くじ『BIG』では、ただ今、約72億円のキャリーオーバー発生中!

☆毎月10万円が当たる!オープニングキャンペーンも実施中☆

というのが目についた。

BIGが最高6億円というのは聞いたことがあったが、なんと72億円ものキャリーオーバーとは、たまにしかキャリーオーバーの発生しないロト6とは桁違いだ。もっとも、それだけ1等の当選が少ないということなのだが、それでも1等が当たれば6億円という状態が当分続くわけで、BIGの好調な売れ行きは続くと思われ、ますますキャリーオーバーが増えていくのではないだろうか。

BIGには他にもBIG1000やminiBIGというのもあり、同じくサッカーくじのtotoシリーズもある。

詳しくはtotoオフィシャルサイトを参照してもらうとして、ここはやはり最高6億円を狙って(というより6億円に目が眩んで)20口購入した。しめて6,000円也である。

なぜ20口かというと、ジャパンネット銀行のキャンペーンで、月にサッカーくじを5,000円以上購入した人の中から10名に100,000円が当たるというのに釣られてしまったというわけ。

なんだか最近そういう幸運ばかり狙っているような気がするが・・・ま、いっか。

突然ジャパンネット銀行から、「お客様の口座へ振込がありました。」のメールが来てびっくりしたりなんかして。

2008年6月25日 (水)

Google検索でIEが落ちる

最近、Googleで複数のキーワードを指定して検索を実行すると、Internet Explorer が強制終了するようになってしまった。普段から2台のノートパソコンを使用しているが、そのうち1台だけにその症状が見られる。はっきりとは覚えていないが、一ヶ月くらい前からだと思う。

症状が出だした頃に変更したところを考えてみると、ウイルス対策ソフトのAVGをバージョンアップしたのが怪しい。もう一台のパソコンではavastを使用していてこういう症状はないし、今回のAVGのバージョンアップでは、Web検索結果のリンク先の安全性までチェックして表示するといった機能が追加されているので、検索機能の辺りに不具合の原因が紛れ込んでもおかしくない。

ネットで検索してみると、案の定AVGがらみらしい。

AVG日本公式サイト によれば、Googleで特定の単語を検索するとInternet Explorer が強制終了する 場合があるらしく、現在調査中ということだ。

とりあえず、「サーチシールド」を無効にすれば、こういう不具合は発生しないらしいので明日にでもやってみようと思う。

2008年6月22日 (日)

ハードディスクのチェック

ハードディスクの動作確認プログラムとしては、Windowsに標準装備されているチェックディスクやスキャンディスクがある。Windowsが稼働中のPCがあれば、そこにテストしたいハードディスクを接続してチェックを実行すればいい。

しかし、これらのツールでは、ディスクのどの辺りに障害が発生しているのかを詳細にテストすることはできない。
そこで有効に活用したいのが、ハードディスク・ベンダが提供しているハードディスクの動作テストを行うツールだ。
例えばHGST(旧 IBMのHDD部門)が提供している「Drive Fitness Test(以下DFT)」というツールがあるが、MaxtorやSeagate Technologyなどほかのベンダからも、次のようなテスト用ツールが提供されている。

HGST(旧IBM): Drive Fitness Test ブートFDが自動作成される
Maxtor: POWERMAX DOSのブートFDが別途必要。Ver.3以上はQuantum製ドライブもサポートする
Seagate: Technology SeaTools Disc Diagnostic ブートFDが自動作成される
Western Digital: Data Lifeguard Tools ブートFDが自動作成される
富士通: Fujitsu ATA Diagnostic Tool DOSのブートFDが別途必要

DFTの使用方法はいたって簡単である。Webからセットアップ・プログラムをダウンロードする。これをWindows上で実行すると、DFTのプログラム本体を含んだDOSのブートFDが作成される。このセットアップ・プログラム自体にDOSが収録されているので、DOSが含まれていないWindowsでも、DFTのブートFDは作成可能である。また、FDを作成するPCは、ハードディスクを接続したテスト用のPCでなくてもよく、稼動している別のPCでもブートFDを作成できる。

あとは、PCにチェックしたいハードディスクを接続してから、作成したブートFDで起動すればDFTが自動的に立ち上がる。このとき複数のハードディスクを接続したままでも構わないが、実際のテストを実行する際にはテスト対象のハードディスクと間違えないように注意したい。

とりあえず急いでディスクをチェックしたい場合は、[Quick Test]を実行すればいい。この場合、最初の50万個のセクタ(つまり250Mbytes分)のみがチェックされるため、数分程度の短い時間でテストが完了する。すべての記録領域をチェックしたい場合は[Advanced Test]を、繰り返しテストしたい場合は画面左上のプルダウン・メニューから[Fitness Test]-[Exerciser]を選択する。

ハードディスクにエラーが生じていないか手早く確認するなら「Quick Test」が最適である。
不良セクタの有無を確認したい場合など、全記録領域をチェックしたいなら「Advanced Test」を実行する。

一度DFTのブートFDを作成しておくと、PCにハードディスクを接続してDFTのブートFDで起動するだけで、すぐにハードディスクのチェックを行うことができて便利である。機会があれば一度試しておく価値はあるのではないだろうか。

2008年6月21日 (土)

ハードディスクの修復

ハードディスクのデータをを修復するには、壊れたハードディスクを別のパソコンに増設ハードディスクとしてつなぎ、認識させて、大切なデーターを抜き出す。という方法がある。
素人ではちょっと難しいかもしれないが、本屋さんにはそんなマニュアルも売っているらしい。
最近では低料金でハードディスク修復をやってくれる業者もある。
近くにパソコンに詳しい、自分でパソコンを組み立てられるぐらいの技量をもった人がいれば、ハードディスクからデータを修復できるかもしれない。そういう人にお願いするのもいいだろう。
ただ100%元の状態に復活というのはかなり難しく、100%のハードディスク修復は出来ないと思ったほうがいい。
ハードディスクの修復が伴うような事態が起これば、もうデーターは戻らないのだと考えて、やはり危機管理意識を持って、普段からバックアップをこまめに行うことはとても重要なことである。ハードディスク修復をともなうパソコンの故障は未然に防ぐことはできないが、データーのバックアップは定期的に出来るので、二度と手に入らないデジカメ写真などの大切なデーターは他のメディア(媒体)に保存しておくようにこころがけたいものである。

2008年6月19日 (木)

パソコン修理3

知人から、突然パソコンが起動しなくなったという相談があり、診てみることになった。

今回のは SONY の VAIO PCG-FR77J という機種で、2004年に発売されたものだ。Img10282815041

電源を入れると、ハードディスクへのアクセスが続いたあと、

「次のファイルが存在しないか壊れているためwindowsを起動できませんでした。
Windows\system32\config\system」

とメッセージが表示されるという症状で、以前に修理したパソコンでもこのメッセージがでていたのを思い出した。

この場合の対応の方法は、WindowsのCDか起動fdから起動して、回復コンソールを使用して修復するという手順だ。

プレインストールの機種なので Windows のCDはないので、マイクロソフトのサイトへ行き、WindowsXPの起動ディスク作成ツールをダウンロードして、fd6枚組の起動ディスクを作成した。

起動ディスクを使って起動し、回復コンソールに入り、コマンドラインから修復を試みる。今回は C:\windows\system32\config\ にある system というファイルが壊れているようなので、これを system.bak とリネームしたうえで、C:\windows\system32\repair にある system をコピーするのだが、system というファイルが存在せず、 system.bak というファイルがあったのでこれをコピーして system とリネームしてみた。

再起動をかけると、見慣れた windows の起動画面が出て安心したのもつかの間、今度は

「lsass.exe システム エラー
パスワードを更新しようとしたときに、このリターン状態は現在のパスワードとして 指定した値が正しくないことを示します。」
と出て、再起動を繰り返すようになってしまった。

ネットで検索してみると、OEMによってインストールされたマシンには上記の修復手順をしてはいけないと書いてあった。どうも全く別の Administrator のパスワードが設定されてしまうらしい。
それではまた回復コンソールで・・・と起動ディスクから起動してみると、 Administrator のパスワードを訊いてくるようになってしまった。(-_-;)

こうなったらいつものようにハードディスクを取り出して、他のパソコンに繋いで作業するしかないかと思った矢先に Knoppix のことを思い出した。

Knoppix というのは、CD等からブートできる Linux のことで、これを使ってハードディスクから起動しなくなった場合に修復したり、ファイルを救出したりできるのだ。
早速、KNOPPIX5.3.1CD日本語版 をダウンロードし、CDに焼いて使ってみた。

以前(数年前) Knoppix を使った時と比べると非常にスマートでカッコいい画面が起動した。GUI もかなり洗練されており、ウインドウを開いたり閉じたりする際にも粋なアニメーション効果があって、かなり進化している感じだ。
また、最近のバージョンでは、NTFS のパーティションも自在に操作できるようになっているらしく、心強い。

回復コンソールでコピーしたファイルを元に戻そうとするが、なぜかリネームも削除もできない。しばらく格闘してみて、ドライブ全体が書き込み禁止になっていることが分かった。
書き込みできるように切り替えて、先程の変更を元に戻した。

ここで、これまでの課程でネットから得た情報をもとに、少し冒険ではあるがシステムの復元ポイントとして保存されているレジストリ情報を使って修復を試みた。

具体的には、

C:\System Volume Information\_restore{D86480E3-73EF-47BC-A0EB-A81BE6EE3ED8}\RP1\Snapshot

といった名前のフォルダに復元ポイントの情報が保存されている。
今回は昨日作られたフォルダから _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM  というファイルを C:\windows\system32\config\ にコピーし、 system という名前に変更した。

少しドキドキしながら再起動させると、無事に正常に起動するようになった。(^^♪

少し苦労したが、またひとつ勉強になった。

マイクロソフトの解説

別なマイクロソフトの解説

2008年6月14日 (土)

ウオーターエネルギーシステム

「ジェネパックス」という会社が、直接水を供給することによって発電する「ウォーターエネルギーシステム(Water Energy System)」(略称:WES)というのを開発することに成功したという。

何のエネルギーも与えず、水を注入するだけで発電し続けるという説明から、Web上では永久機関じゃないのかということで話題になっている。

もちろん、これが説明どおりであればエネルギー保存則に反することになってしまうが、永久機関が存在するはずはなく、どうも胡散臭い。

実際には無限に発電し続けるなんてことはないはずで、触媒と説明されている部分が水と化学反応を起こしているんじゃないだろうか。当然、その触媒と説明されている金属が全て反応を終わってしまえば、いくら水を供給しても発電しなくなるんじゃないかと思う。

しかし、考えてみると水分子は絶えず運動しているわけだし、原子核レベルで考えると常に振動しているのだから、そういうエネルギーを取り出す方法が見つかるといいんじゃないかという気がする。

2008年6月13日 (金)

常温核融合

どうも本当に常温核融合が起こせることが確認されたようだ。

5月22日に荒田吉明・阪大名誉教授が常温核融合の公開実験に成功したばかりだが、今度は北大大学院工学研究科の水野忠彦博士が、全く異なる手法によって常温核融合と思われる実験結果を得ることに成功したということだ。

こんなに立て続けに、しかも国内の日本人研究者がこのようにすばらしい成果をあげられたことは、日本人としてとてもうれしく思う。

核融合というと、太陽で起きている熱核融合(水素+水素→ヘリウム+エネルギー)を連想するけれども、先の2つの実験ではこれとは異なる反応が起きているらしい。

核融合を起こすには超高温&超高圧が必要であり、地球上で安全に安定して反応を起こすことは困難だと思っていたが、今回の常温核融合の研究が進めば、現在の核分裂による原子力エネルギーに変わる安全でクリーンなエネルギーが得られるようになるかもしれない。

石油の価格高騰にさらされている昨今、今回の実験結果をもとに、一日もはやく代替エネルギーとして実用化されることを願わずにはいられない。

2008年6月 8日 (日)

パソコンを修理に出すとき

ハードディスクの故障でパソコンを修理に出すときには、次のようなことに気をつけたい。

  1. データのバックアップ

    まず、メーカーの修理に出した場合には、ハードディスクが新品に交換されて購入時の状態にリカバリーされて帰ってくると思って間違いない。販売店など取次ぎ店に修理を依頼する際に頼めば、サービスでデータのバックアップをしてくれる場合もあるかもしれないが、基本的には自分でCDやDVDあるいは他のHDDなどに必要なデータをコピーしておく必要がある。
    ハードディスクがなんとか読める状態であれば、バックアップを取ってから修理に出した方がよい。

    ただし、ハードディスクから異音がするとか、明らかにディスクの損傷が進行していると思われる場合には、起動させるだけで状態が悪化してしまう可能性が高いので専門の業者に依頼するほうが懸命である。
     
  2. 不要なデータの消去

    パソコンの修理にあたって、修理担当者がパソコンを起動したり、ハードディスクの中身を読み出したりすることは当然考えられる。ハードディスクの中にとても重要なデータや秘密の情報が記録されている場合、それらが流出する危険性があることは否定できない。読み書きできる状態であれば、完全に消去したうえで修理に出すべきだ。

    ディスクの読み書きができない状態だとしても、そのまま修理に出すのは不安である。分解しなくてもハードディスクが抜けるモデルであれば、交換用のハードディスクを購入し、元のハードディスクは物理的に破壊するなどして処分したほうがよいだろう。
    ハードディスクが取り外せないモデルならば、修理に出すのをあきらめて自分でハードディスクを交換するか、パソコンごと物理的に破壊して新しいパソコンを購入するしかない。
     
  3. データの復旧

    どうしても救出したいデータが入っているのであれば、専門の業者に依頼することも検討したほうがよい。だいたいハードディスクが壊れ始めたら、動かせば動かすほどデータ破壊が進行することが多いため、本当に重要なデータが入っていてそれらを救出したいのなら、そのまま専門業者に依頼してデータを救出してもらうことをお勧めする。

    7~8年前、ハードディスクが故障して全く読めなくなって業者を調べたときには、1メガバイトあたり千円くらいの単価で、とても個人で依頼できるような値段ではなかったが、最近は割と安い値段で請負ってくれるところもあるようだ。

    ただ、データサルベージの技術は非常に高度なところがあるので、安ければいいというものでもないだろう。データの重要度と費用とのバランスを考えて業者を選ぶ必要があるだろう。

2008年6月 6日 (金)

省庁のタクシー代

----【ニュース記事】---------

財務省は5日、深夜帰宅の際に公費で乗ったタクシーの運転手からビールや商品券、現金などを受け取っていた職員が383人いたと発表した。

 調査は中間報告で、同省は引き続き、国家公務員法や国家公務員倫理規程に抵触しないかなどを調べる。今後、該当者が増える可能性もある。

 同省によると、1人が現金を、18人が商品券やビール券などの金券を受け取っていた。残りの約360人はビールやお茶などを提供されていた。

 現金を受け取っていたのは、30代の主計局係長級の職員で、約5年間に、2000~3000円の現金や商品券を年約150回受け取った。単純計算では150万円を超える。

 同省は「職務の公正性を疑われる行為で、おわびしたい」と話している。

--------------------------

4月にも、国土交通省関東地方整備局道路部の職員が平成19年度に合計にして1人で年間で190回、総額500万円もの深夜のタクシー代を使っていたということが話題になりましたが、各省庁でも同様の実態があるのではないかと思わざるを得ない。

そもそも、深夜に2~3万円もかけてタクシーで帰宅するということが普通に行われているということが信じられない。公務員でも一般の職員はタクシーで帰宅することなど絶対に認められないのが常識だと思う。地方公務員などは、県外出張先での電車代やタクシー代などは支給されない方が多くなっている。

毎日のように税金で2~3万円ものタクシー代を払って帰宅することについて、本人はおろか同僚職員も、会計課なども何もおかしいと感じなくなっていることが末恐ろしい。

こんな環境だから、省庁にはありとあらゆる部分に無駄遣いが蔓延しているのではないのかと勘ぐってしまわずにはいられない。

2008年6月 5日 (木)

Print2Flash

2~3年くらい前に FlashPaper の存在を知り、これは使えると感じてすぐにソースネクストから出ていた「いきなりPDF FLASHPAPER」を購入した。

FlashPaper はマクロメディアが策定した電子書類フォーマットで Adobe Flash の一種である。 PDF と似た機能を持っているが PDF に比べて動作が軽い、多くのパソコンで専用のソフトウェアをインストールしなくても閲覧が可能、などの特長がある。

PDF と同様に各種ドキュメントを「印刷」することで作成でき、作成されたドキュメントはレイアウトを保持したまま表示・印刷できる。特に、PDF と違って Web ページ内にインライン表示できることと、ブラウザで表示できる点がたいへん便利で使いやすいと思う。また、ドキュメントを開いて表示したり、拡大縮小したりという動作も非常に軽い。

これは広く普及していくに違いないと思っていたのだが、Macromedia の Adobe による買収による影響もあり、2006年6月をもって販売終了となったということだ。

最近、仕事のプロジェクトで FlashPaper を使おうということになったが、肝心の作成ソフトが入手困難である。ネットで在庫がないかと探してみたが見つからない。が、FlashPaper にたいへんよく似たソフトがフリーウエアで存在することを見つけた。

その名も、Print2Flash といい、やはり印刷出力を Flash に変換するソフトで、画面に表示されるビューアのインターフェイスも FlashPaper を意識してそっくりに作られている。Web上でドキュメントを表示したい場合には試してみてはいかがだろうか。

HDDは消耗品

先頃知り合いのパソコンを2台修理したことを書いたが、2台ともハードディスクの故障が原因だった。

恐らくパソコンの部品で最も故障の多いパーツだと思うのだが、一般のパソコンユーザーにはその辺りが余り理解されていないようである。

ハードディスクの構造など一般のユーザーには知られていないのだと思うが、簡単に説明すると、毎分5,000から7,000回転している直径2~3インチの金属の円盤に磁気ヘッドでデータを読み書きする装置である。

ヘッドはディスクの回転による風圧で、ディスク面から数ミクロンの位置に浮いているらしく、非接触式である。昔雑誌で読んだ記憶によれば、ヘッドを航空機にディスク面を滑走路と見立てると、タバコの煙の粒子が直径1メートルくらいの障害物に相当するということであった。

私自身、何台ものパソコンを使ってきたが、一番早く壊れたのは購入して9ヶ月というものがあった。パソコンの保障期間は1年間とばかり思っていたが、そのときのメーカー補償はHDDについては半年となっていて悔しい思いをした。

故障の仕方としては、いきなり全く読み書きできなくなることもあれば、何とか読み書きはするけれども不良箇所ができているとか、不良箇所が増えていくというような故障もある。

とにかく故障が疑われたら即刻バックアップすることが大切だ。HDDが読めなくなってしまうと中にあるデータを取り出すことは非常に難しいからだ。重要なデータであればプロの業者に依頼してデータ復旧することになるが、非常に高価なサービスである。

2008年6月 3日 (火)

パソコンの修理2

先日修理した知人のパソコンその2

今度は NEC の LL760 9D というモデルで、約4年前の機種。Ll7609d

こちらは最近動作が遅くなったということで知り合いにいろいろと診てもらい、余計な常駐ソフトを外したり、ハードディスクのエラーの修復をしてもらったりしたらしいが、結局速度の件は解決せず、最終的にリカバリーされたということだった。

メモリ不足も考えられたので増設したが、それでも非常に動作が遅いということで、我が家に持ち込まれた。

起動してみると確かに起動するが、起動してからの動作がどう見ても遅すぎる。まるでメモリ不足でスワップが発生しているかのようにディスクアクセスが続く。

HDDAnalyzer というソフトをダウンロードしてきてチェックしてみると、代替処理されたセクタが500以上あり、代替処理待ちというのもいくつかあった。やはりハードディスクに問題が発生しているようだ。

このような状態では次第にハードディスクのエラーがどんどん増えていくことが多いので、とりあえず現在の状態をバックアップすることにした。

Acronis True Image でパーティションのバックアップを取ろうとしたが、途中で失敗してしまう。何度もやり直したがことごとく途中でハングアップしてしまってCドライブのバックアップは取れなかったので、3番目のパーティションにあるリカバリー用領域のバックアップのみ作成しておいた。

ハードディスクの交換が必要なので、通販で日立IBM の HTS541612J9AT00 / 120G 9.5mm を購入した。久しぶりにハードディスクを購入したが、2.5インチの120Gが6,000円程度とは安くなったものだ。

ハードディスクを取り替えるために、電源等のスイッチのパネルとキーボードを外したが、どうも簡単には取り出せそうにない。ネットで検索してみると前面の黒いカバーの中にHDDがあった。3本のネジを外すだけでHDDとご対面でき、さらに2本のネジを外せば引っこ抜くことができた。

古いHDDは60Gで、新しいのは約2倍の容量があるので、80G,30G,7G くらいに領域を確保した。3番目の領域に、バックアップしておいたリカバリー領域を書き戻して、再起動して「F8」でリカバリーしようとしたが、なぜか起動できない。仕方がないので手持ちのフロッピーディスクからDOSを起動し、リカバリー領域のAUTOEXEC.BATを実行することで無事にリカバリーをすることができた。

これで、初期状態に戻ったわけだが、修理前とは雲泥の差で非常にキビキビと動作するようになった。ここで一旦HDDを取り外して別のPCに新旧2台のHDDを外付けし、元のCドライブの内容を新しいHDDにミラーリングコピーした。これで換装前の環境にすることができた。

あとはリカバリーの問題だ。次にリカバリーするときまで必要のないことではあるが、いざという時に困ってしまうだろうと思うと、このままではいけないような気がする。
リカバリー時には MS-DOS が起動して、GHOST で作られたバックアップが復元される仕組みだ。恐らく領域確保はしたがDOSのシステムを転送していないから起動できないのではないかと推測し、SYS コマンドでシステムを転送してみたら、ちゃんとリカバリーができるようになった。

一件落着。

2008年6月 2日 (月)

パソコンの修理

最近、知人のパソコンを2台修理した。

2台ともハードディスクに障害が発生しており、起動するまでかなりの時間がかかり、起動してからの動作も正常時に比べて非常に遅くなっていた。

1台目は FUJITSU の FMV-BIBLO で、3年くらい前のモデル。突然起動しなくなったということで我が家に担ぎ込まれた。

OS は Windows XP Home Edition で、起動しようとすると、

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
というメッセージが出て止まってしまう。
対処方法を調べると、Windows XP のインストールCDか起動ディスクから起動し、回復コンソールに入って、修復用に保存されている c:\windows\repair\system で上書きするという方法で修復できるようだ。
今回の機種はプレインストールモデルなので、リカバリCDが付属しており Windows XP のインストールCDは付いていない。
仕方がないので Microsoft から起動ディスク作成プログラムをダウンロードし起動ディスクを作成することにした。フロッピーディスクが6枚必要なのだけれども、最近フロッピーなんてほとんど使わないので、新しいフロッピーディスクがなく、かなり古いフロッピーを再フォーマットして使用した。中にはフォーマットができないものやフォーマットしても上手く書き込めないものもあって非常に苦労した。
やっとできた起動ディスクで立ち上げてみると、なんと C: が読み込めないではないか。
dir C:\を実行すると、「ディレクトリを列挙するときにエラーが発生しました。」とのメッセージが・・・・。
どうしたものかとネットを検索していると、chkdsk で回復できたという例が見つかった。
手持ちの Windows XP Professional 版のインストールCDを使って chkdsk をかけると、だいぶ時間がかかったが修復できた。
再起動させると、無事に起動した。
長くなったのでもう一台の話題は後日書くことにしよう。

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