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2008年6月 6日 (金)

省庁のタクシー代

----【ニュース記事】---------

財務省は5日、深夜帰宅の際に公費で乗ったタクシーの運転手からビールや商品券、現金などを受け取っていた職員が383人いたと発表した。

 調査は中間報告で、同省は引き続き、国家公務員法や国家公務員倫理規程に抵触しないかなどを調べる。今後、該当者が増える可能性もある。

 同省によると、1人が現金を、18人が商品券やビール券などの金券を受け取っていた。残りの約360人はビールやお茶などを提供されていた。

 現金を受け取っていたのは、30代の主計局係長級の職員で、約5年間に、2000~3000円の現金や商品券を年約150回受け取った。単純計算では150万円を超える。

 同省は「職務の公正性を疑われる行為で、おわびしたい」と話している。

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4月にも、国土交通省関東地方整備局道路部の職員が平成19年度に合計にして1人で年間で190回、総額500万円もの深夜のタクシー代を使っていたということが話題になりましたが、各省庁でも同様の実態があるのではないかと思わざるを得ない。

そもそも、深夜に2~3万円もかけてタクシーで帰宅するということが普通に行われているということが信じられない。公務員でも一般の職員はタクシーで帰宅することなど絶対に認められないのが常識だと思う。地方公務員などは、県外出張先での電車代やタクシー代などは支給されない方が多くなっている。

毎日のように税金で2~3万円ものタクシー代を払って帰宅することについて、本人はおろか同僚職員も、会計課なども何もおかしいと感じなくなっていることが末恐ろしい。

こんな環境だから、省庁にはありとあらゆる部分に無駄遣いが蔓延しているのではないのかと勘ぐってしまわずにはいられない。

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