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2008年6月27日 (金)

USBメモリにSkype

だいぶ前からSkype(スカイプ)を使っているが、使うパソコンが複数あることと、複数の場所で使うことがあるため、通話やチャットの履歴が複数のパソコンに分断されて保存されてしまっていて、何となくすっきりしない気がしていた。

以前に知り合いからUSBメモリにSkypeを入れて持ち運び、どのパソコンからでも利用できるようにすることが可能だとは聞いていたし、そういった運用のためにUSBメモリにマイクとヘッドフォン端子のついたSkype内蔵の装置などについてもWebで見たことがあった。

先日、ふと思い立って普段から利用しているUSBメモリにSkypeを入れてみた。

適当なフォルダにSkypeをコピーしたら、

  Skype.exe /datapath:"データファイルのパス" /removable

と引数をつけて起動することで、USBメモリ内にデータがある状態で使用することができる。

自分のパソコンの

  C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Skype

に、通話履歴などのデータが収まっているので、この中にあるものを全部さっきのUSBメモリにコピーしてやれば、チャット履歴等のデータまで持ち運んでどこででもSkypeを使うことができる。

しかし、このままではいちいち挿したUSBメモリのドライブレター(E: F: G:とかいう文字)が変わるし起動するたびに長い引数を入れるのも面倒だ。

そこで、USBメモリのルートフォルダに

@echo off
cd Skypeをコピーしたフォルダ
start Phone/skype.exe /datapath:"データファイルのパス" /removable

といった中身のバッチファイルを作っておく。もちろん「Skypeをコピーしたフォルダ」「データファイルのパス」の部分は実際のフォルダ名が入る。

これで、出先のパソコンにUSBメモリを挿して、できたドライブのルートにある Skype.bat を実行するだけで Skype を利用できる。この場合、USBメモリを挿したパソコン内にはSkypeのデータは何も残らず、データはすべて指定したUSBメモリ内のフォルダに保存される。

チャット履歴等が全部一つになって残るようになったのは良かったのだが、自分が必要なときにならないとSkypeを起動しないことが多くなり、人からのメッセージが届かなくなってしまった。なるべくパソコンを起動したらSkypeを起動するようにしようと思う。

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