USBメモリにSkypeの続き
以前の記事で、USBメモリにSkypeを入れて持ち運ぶようにして、どのパソコンでもSkypeが利用でき、しかも履歴等の情報を一本化できることを書いた。
しかし、どうも今ひとつ面倒くさい感が否めない。実際にUSBメモリを挿してファイルを開くなどしていても、Skypeを起動するのを忘れていることが多い。
何とかしなくてはと考え、試してみた。
Windowsには、いわゆる「自動実行」という機能がある。CD-ROMを入れると自動的にメニュー等が立ち上がるアレのことだ。仕組みは簡単なことで、ルートに「autorun.inf」というファイルを置き、起動させるプログラムやアイコンなどを指定するだけで、そのメディアが挿入された段階で自動実行されるというものである。
そこで、例のUSBメモリに「autorun.inf」を作成してみた。内容は次のとおり。
[Autorun]
open=skype.bat
ACTION=Skype の起動
ICON="\Skype\Phone\Skype.exe"
残念ながら、USBメモリではCDドライブのように自動実行はされないという仕様らしい。
しかし、USBメモリを挿したときに出る「実行する動作を選択する画面」が以下のように変わり、Enterキーを押すだけでSkypeが起動されるように変更できた。
これで、USBメモリは挿してあるのにSkypeを起動しないということは少なくなるのではないかと期待している。
なお、今回はアイコンとしてSkypeのマークを使っているが、アイコンの入ったファイルを指定する際には、ルートフォルダからの相対パスで指定すればいい。
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