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2008年8月19日 (火)

星野ジャパン、準決勝進出

いやー、これまでの打線の不振が嘘のように10点という大量得点で、先発の涌井も零封で7回コールド勝ちと、胸のすくような勝ち方だった。
いくら相手の中国が”格が下”とはいっても、ここまでの完勝は誰も予想していなかったのではないだろうか。

やはり野球の試合はやってみないと分からないものだ。圧倒的な力の差があっても、必ず勝てるとは限らない。だからこそ野球は面白いともいえるが、オリンピックのような短期決戦でしかも各チームと1試合しか対戦しないという条件では、”格の違い”はあまり当てにならない。
”格が下”であるカナダにやっと勝てた次の日に、同じく”格が下”の中国には大差で完勝する。こういうことが普通に起こるのだ。

カナダ戦での1-0という辛勝が、選手たちに良い緊張感をもたらしたのかもしれない。そういう意味では明日のアメリカ戦へ向けて、緊張感が緩む恐れもある。

決勝進出を決めたことに安心せずに緊張感を保ち、アメリカ戦にも是非とも勝って欲しい。

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