MySQL データのバックアップとリストア
MediaWikiで仕事上のナレッジベースを作成していますが、研修会でデモをやったり、いろいろとテストしたりするために、ローカルで同じ環境を構築して動かせるようにしています。
そこで、時々サーバ上の実データをローカルに反映させる必要があります。
いろいろな方法があるのだと思いますが、たぶん一番ベーシックな方法と思われるやり方でバックアップを取っています。
作業のために毎回Webで検索するのもあれなので、自分のブログにメモっておきます。
<<サーバでの作業>>
MySQLを使ってダンプを保存する場合は、コマンドラインで
# mysqldump -u root -pパスワード データベース名> 適当なファイル名.sql
というような感じでバックアップファイルを作ることができます。
レンタルサーバではGUI画面で同様の処理ができる場合があります。
現在利用しているサーバはレンタルサーバの XREA なので、コントロールパネルにログインしてデータベースを選択すると、次のようなデータベース設定画面になります。
バックアップをとりたいデータベースを選択して「保存」ボタンを押すと、トップディレクトリに、mysql.dump(MySQLの場合)、pgsql.dump(PostgreSQLの場合)としてデータが保存/バックアップされます。
(反対にトップディレクトリに mysql.dump または pqsql.dump を置いて、「復元」ボタンを押すとデータをリストアすることができます。)
XREAのファイルマネージャを開き、さっきダンプしたファイルをダウンロードし、ローカルのパソコンに持っていきます。
<<ローカル側の作業>>
ダンプしたファイルを、MySQLのbinフォルダに置いて
# mysql -u root -pパスワード データベース名 < ダンプしたファイル名
とすることで、ダンプファイルの内容をリストアできます。
データベースのバックアップとリストアは、以上の作業で完了です。
MedeiaWiki では、このほかにアップロードされたファイルをコピーする必要があります。
FTPソフトで、wiki/images フォルダ以下をすべてダウンロードしてローカルに持ってくればOKです。
これで、サーバ上の MediaWiki のコピーがいつでもローカルに再現できます。
※ MediaWiki の設定を変更した場合などは、LocalSettings.php もコピーする。
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