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2008年12月15日 (月)

CakePHP

仕事でイントラネット内で運用するWebアプリを作っています。
といっても私はプログラマーではないし、専門的にプログラミングの勉強をしたこともありません。職場が、パソコンの普及に伴ってICT化が図られるようなところではないので、自主的にマクロやプログラミングを覚えて仕事を効率的に進める工夫をしてきた結果、多少詳しくなったという感じです。
ただ、もともと機械いじりは大好きでしたし、パソコンに関しても趣味のようになっている気がします。

で、1年余り前に初めてWebアプリケーションを書くことになってしまいました。
といっても、特別な予算があるわけでもなく、PHPとMySQLを使用することに決めるのに時間はかかりませんでした。が、いったいどこからどうやって作っていけばいいのか、さっぱりわかりませんでした。

Webや書籍等で調べてみて、「フレームワーク」を使うとよさそうだということがわかりました。当時はまだ多くのフレームワークが乱立している状態で(今もまだデファクトスタンダードはないと思いますが。)、「CakePHP」、「symfony」、「Zend Framework」などの候補がありました。

その中で、

  • 「ActiveRecord」  データベースとのやり取りのコードを書かなくても済む
  • 「scaffolding機能」  コードを書かなくてもCRUD(Create,Read,Update,Delete)の操作画面が利用できる
  • bakeコマンドを使って、基本的な部分は自動作成できる
  • PHP4とPHP5の両方に対応
  • サーバの設定変更がほとんど必要ない
  • 比較的シンプルでわかりやすい
  • 世界中で利用されていて、メジャーなサイトへの採用実績もある
  • 日本にもコミュニティがある フォーラム - CakePHP Users in Japan

等の理由で、CakePHP を使うことに決めました。

Webプログラミングは全く初めてだったので、CakePHPを使ってもかなり苦労していますが、フォーラムやWebの情報と、CakePHPガイドブック に助けられて、なんとか稼働するものができてきました。

開発を始めたころは、1.1が主流で1.2はまだまだ不安定ということで、1.1で開発してきました。そのため、認証やページング、権限設定などはフリーのコンポーネントなどを組み合わせて使用しています。
今回、機能を拡張するにあたりどうしてもツリー構造(TreeBehavior)を利用する必要があり、またAuthやPagenationといった機能も標準装備されたものを利用した方が今後の開発にも何かと良いだろうと判断しました。

1.1から1.2へ移行するにあたり、いろんなトラブルに遭遇すると思います。覚え書きとして時間を見つけて書いていきたいと思います。

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