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2008年12月 5日 (金)

デジカメで撮った動画の変換

前回、デジカメで撮影した画像を家庭用DVDプレイヤーで再生できる動画形式のスライドショーにして、オリジナルの写真データと一緒にDVDに焼いて保存する方法について書きました。今回はその続きです。

私が現在使用している Nikon D90 は、デジタル一眼レフとしては世界初の動画撮影機能を備えています。コンパクトデジカメの多くが動画撮影機能を備えているので、一眼レフでもありそうなものですが、世界初なのだそうです。

一眼レフの機構を考えてみると、その理由がわかるような気がします。Ref0
ご存知の方も多いと思いますが・・・、一眼レフは、レンズから入った像をミラーやプリズムを使って反射させ、上部のファインダーで直接見ることができるようになっています。

そして、撮影時にはミラーが跳ね上がり、シャッターが開いて受像素子(CCD・・・銀塩の場合のフィルムに相当)に光が当たり、像を記録するという仕組みになっています。 Ref1

ミラーが跳ね上がった瞬間にしかCCDに光が当たらないという、一眼レフでは当たり前の構造のために、一眼レフでは動画撮影はできないというのが当然と思われてきたようです。

しかし、コンパクトデジカメと同じように、常にCCDで光を受け続ければ、動画撮影も可能なはずです。ライブビュー(液晶画面に画像を表示するモードのこと。)に切り替えると、当然ファインダーでは何も見えなくなってしまいますが、コンパクトデジカメのように液晶画面を見ながら撮影するようにすることで、D90では動画も撮影できるようになったというわけです。

子供の発表会などで、動画撮影もやってみましたが、ビデオカメラとはまた一味違った映像が撮れました。ハイビジョン相当の解像度で撮れますし、非常に高感度なので夜景などもビデオカメラより明るくきれいに撮れると思います。まだセットのレンズしか持っていないのですが、超広角とか超望遠などを使うともっと面白いと思います。
ただし、いいことばかりではなく、手持ちではビデオのように長時間撮影するのは困難ですし、ズームやピント操作の際にぶれやすいです。(動画撮影時はオートフォーカスは効きません。)
また、ズーミング操作の際に、内蔵マイクにノイズが入ってしまいますので、ズーム固定で撮るほうがいいかもしれません。

このように、まだまだ欠点だらけの動画撮影機能ですが、それでも面白い動画が撮れそうというだけで、「思い切って買ってよかった」などと満足している次第です。

で、本題ですが、この D90 で撮った動画を写真と一緒に動画形式のスライドショーに収めようと思ったんですが、TMPGEncでは D90 で撮った AVI 形式の動画は扱うことができません。そこで動画の変換が必要になったので、ネットで検索して SUPER (C) というソフトを使うことにしました。

このソフトは、フリーウエアですが、ほとんどの形式に対応した変換ソフトです。Super
早速、 D90 で撮影した AVI 形式の動画を、mpeg 形式に変換してみたのですが、変換後のファイルを MediaPlayer で再生してみるとことごとく再生できませんでした。何が悪いのかを見つけ出すのにかなり苦労しましたが、結局のところ解像度の設定で 1280:720 を選択して作成した動画はうまく再生できないということがわかりました。

今のところ、この画像のように 720:480 のサイズでアスペクト比を 16:9 に指定して変換すると上手く再生できる動画が出来上がります。もう少しビットレートを上げたほうが綺麗かもしれませんが、これでなんとかテレビで鑑賞できるようになりました。

D90 の動画機能や変換の仕方など、まだまだ研究の余地がありそうです。新しい発見があったらまたご紹介したいと思います。

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