ソフトのアンインストールでトラブル

先ほど、パソコンを起動してみると、エラーが表示されました。

「ATL.DLLが見つかりません。」というような内容でした。昨日、HDDの空き容量が少なくなっていたので現在使用していないソフトのうちサイズの大きいものをいくつかアンインストールしたばかりなので、恐らくその際に必要なファイルまで削除されてしまったのでしょう。

とりあえず、OSは起動しているので大丈夫かと思っていたのですが、どうも動作が不安定でネットワークにも接続できませんでした。それどころか、マイネットワークのプロパティを表示しようとしても「ネットワーク接続」が表示されません。

タスクトレイに表示されるはずのネットワーク接続の状態も表示されておらず、ブラウザを起動してもWebに接続できませんでした。

別のパソコンを起動して検索してみると、 ATL.DLL は Windows のシステムファイルで、プリンタ ドライバ ソフトウェアなど、一部のマイクロソフト以外のプログラムは、そのマイクロソフト以外のプログラムが削除されるときに ATL.DLL を未登録にする場合があるようです。問題を解決するには、ATL.DLL を手動で登録すればよいということです。

参考

スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」に、「regsvr32 atl.dll」と入力して実行してみましたが、 ATL.DLL が見つからないためにエラーとなります。ファイル名で検索をかけると、５～６個の ATL.DLL がありました。

正常に動作しているパソコンでファイルを検索してみると、\Windows\system32 に ATL.DLL があります。先ほどの５～６個の中で、最新バージョンの ATL.DLL を \Windows\system32 にコピーし、「regsvr32 atl.dll」を実行してやると、正常に登録できました。

システムを再起動してみると、無事にネットワークにも接続できるようになり、正常に動作するようになったようです。

どのソフトウエアのアンインストールが原因だったのかは分かりませんが、今まで安全だと思っていた「アンインストール」の仕組みも、思ったほど安全なものではないのだということが分かりました。