マスクが品薄
新型インフルエンザの邦人感染者が出てから2週間が経ちますが、国内での感染者は増え続けておりその範囲も徐々に拡大しているようです。特に、多数の感染者が確認されている関西圏への旅行等で感染したと思われる患者が関東などで見つかっており、全国的に広がるのは時間の問題ではないかと思います。
ニュース等で、マスクの在庫が底をつき、全国的に品薄になっているとのことです。ちなみに私の住むど田舎でもどの店にも在庫はなくなっているようでした。
ネットショップからのメールではまだ在庫があるようで、現時点では購入できるようです。とにかく入手したいという方はご利用されるとよいのではないでしょうか。
【新型インフルエンザ対策】3層マ ¥12,600(税込) ■新型インフルエンザ対策用のマスク現在、国内に流通しているマスクのほとんどは花粉(約30ミクロン)や細菌(約5ミクロン) にしか対応できません。TDK-N95は不織布によって新型インフルエンザウイルス(0.1ミクロン前後)に対応しています。海外医院等の医療機関… | |
石原都知事が「騒ぎすぎではないか」といった趣旨の発言をされたとのことですが、正直言って私も同感です。
確かに、一度に大流行すると医療機関のキャパシティを超える患者が殺到して大変なことになりそうですし、そうなると重篤化しやすい妊婦さんや乳幼児や高齢者そして他の疾患を患っている方などには生命の危険が考えられますから、感染が一気に広まることは避けなければいけないのは間違いありません。
しかし、数十年おきに新型インフルエンザが世界的に流行し多数の死者が発生してきたとはいえ、その昔に比べて現代は(先進国に限って言えば)、医療技術は発達しているし、一般市民の衛生面も栄養状態も格段に向上していて、さらに高度に発達した情報網からこのインフルエンザに関する情報を即座に得ることができるようになっており、今回のウイルスが弱毒性であるということと併せて考えれば、過度に予防策を展開することによるさまざまな損失の方が大きいのではないかという気がします。
また、新型インフルエンザに対しては57歳以上の方々の中には免疫がある人が多数いらっしゃるとのことですが、それ以外の人は免疫を持っていないわけで、今回の流行を乗り切ったとしてもまた冬になれば流行の危険性が増してくると思われ、結局は多くの方が実際に感染して免疫を身に付けることになっていくのではないでしょうか。
近くの学校でも6月から7月に行う予定の修学旅行(福岡や長崎方面)を延期することにしたらしいですが、果たしてそれでいいのでしょうか?(大阪行きなら私も迷わず延期しますが・・・。)
延期した学校はいまさら秋のシーズンには入り込めませんから、12月頃に実施することになるようですが、その頃は例年でも季節性のインフルエンザが流行り始める時期ですし、それに加えて今回の新型インフルエンザが再び流行しているんじゃないかという気がしてなりません。
北半球はこれから夏になりますし、特に日本では梅雨を経て高温多湿な夏を迎えるわけで、いくら免疫の無い人が多いといってもインフルエンザが大流行するとは思えません。それよりもこれから南半球を中心に流行してから、今度の冬に再び北半球で流行するのではないかと、素人的には考えるわけです。
とりあえず問題を避けて(おまけにどの学校も横並びに)先送りしただけのように感じますが、延期した先のことを考えているのでしょうか?
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