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2009年7月22日 (水)

Windosが起動しなくなったパソコンの修理

職場で、Windowsが起動しなくなったので診てほしいと依頼がありました。

機種はEPSON Direct の NJ1000 というノートパソコンで、OSは WindowsXP HomeEdition です。ユーザーの話によると、エクセルのマクロを動かしていて固まってしまったので、強制終了をかけたら、次から起動しなくなったということです。

症状を確かめてみると、電源を入れるとWindowsが正常に起動できなかった場合に出る黒い画面が現れます。
前回正常に起動した設定で起動しても、セーフモードで起動させても、Windowsのロゴが表示されてしばらくしたところで再起動がかかり、また最初の黒い画面が表示されるというのを繰り返してしまいます。

症状から考えると、レジストリの異常というよりも、起動時に必要なファイルの損傷かなという感じです。

まずは、起動ディスクを使って回復コンソールを使用してみます。マイクロソフトの起動ディスク作成方法のページ から、該当するバージョンの起動ディスク作成ファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを実行すると、6枚のフロッピーディスクの起動ディスクができあがります。

出来上がった起動ディスクでブートし、指示に従ってフロッピーを入れ替えながら進めていくと、最後のフロッピーの途中で

76317 MB ディスク 0 Id 0 (バス 0 atapl  上)を確認中

と表示されたところで止まってしまいます。何度か試してみましたが、毎回同じように止まってしまいました。残念ながら今回は起動ディスクを使って回復コンソールを使用することができないようです。

仕方がないので、今度はハードディスクを取り出して、他のパソコンで調べてみます。
このパソコンは注文時にカスタマイズできるだけあって、裏蓋のネジを5本外すだけで簡単に中のパーツを拝むことができました。

ハードディスクを取り外し、手持ちのUSB接続ケーブルで正常に動作するパソコンに接続してみました。
接続したハードディスクにアクセスしてみると、今度は

ファイルまたはディレクトリが壊れているため読み取ることができません

というメッセージがでて、アクセスできません。困りました。

Webで調べてみると、CHKDSKによって回復できるケースがあるようです。さっそくコマンドプロンプトを起動して、 chkdsk e: /f /r を試してみました。

Chkdsk_2 今度はハードディスクが認識され、

軽度なエラーを修復します

という嬉しいメッセージが。

しばらく待っていると無事に処理が終了しました。元通りに組み付けて起動してみます。
ちょっと緊張する瞬間です・・・・、無事に Windows が起動するようになりました。
ひょっとするとハードディスク交換かもと思っていましたが、思いのほかあっさりと直ってくれました。

同じような症状のパソコンがあったら、同様のちょっとした処置で治せるかもしれません。

本日は、これにて一件落着!

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